ネパール探訪(パシュパテイナート寺院 ポダナート寺院)
2017年 11月 13日
カトマンズから東に5km、ガンジス川の支流、パグマテイ川の岸辺に
パシュパテイナート寺院(シヴァ神を祀るヒンズー教寺院)は、インド亜
大陸にある四大シヴァ寺院で、シヴァラートリー(シヴァ神の誕生日)に
は、インドからも巡礼者が来るそうです。古くは、紀元前3世紀から建造
され、現存の寺院は1697年にマッラ王朝時代に建設されたそうです。
一方、ポダナート寺院は、カトマンズの東方7kmにあるチベット仏教
寺院で、南アジアで1番大きい、36mの仏塔は世界遺産に指定されていま
す。1950年代に中国から亡命してきたチベット人がこの周りに住むように
なり、リトルチベットと呼ばれています。今もチベットから大勢の巡礼者が
マニ車を回しながら仏塔を巡礼していました。
中央の寺院を中心に多くの寺社関連施設が建てられています。
ここで死者を火葬し、ガンジス川の支流パグマテイ川に遺灰を
流し、死者を大地や海に帰すそうです。
ヒンズー教寺院には、インドから来た体に灰を塗った修行者サドウ
(ババとも呼ばれる)が大勢住んでいて修行をしています。
ヒンズー教徒でないと中央の寺院には入れませんが、
周りの建物や石像は見学できました。
これは何を意味するのでしょうか?先祖の霊を慰めるか、
自分の身を清める儀式でしょうか?
by Photo-Lover777
| 2017-11-13 14:01
| ネパール探訪