ブログトップ

写真の散歩道

photo33.exblog.jp

徒然に写真機を友に時空を散策しています

カテゴリ:岩座神(いさりがみ)集落( 2 )

  私には、過去数年間に、テーマを決めて撮影に取り組んだ写真があります。その1つは、日本
で、過疎化に苦しみ、後継者を失いつつある”限界集落”の現状を撮影することです。自分として
課題は、あるテーマを決めて、ストーリー性のある写真を撮り、そこで暮らす人々の暮らし振
 りを撮るというものでした。                               
それで、兵庫県庁のホームページを調べ、兵庫県の過疎地や廃村になりつつある村を探して、
その様子を撮影・記録しようと考えました。                       
 それが、16世帯の高齢者夫婦しか住んでいない”岩座神(いさりがみ)集落”でした。この集落
は、後継者のいない状況で、先祖伝来の石垣の棚田を後世に伝承しようと村をあげて活動を展開
していました。                                    
 撮影を始めて、今年で3年目を迎えますが、この村の実情を的確に撮影し、ブログ上で
 公表しても、適正な情報伝達になっているのかわかりませんが、少しでも写真の内容を改善して、
村の地道な活動への一助になればと思っています。写真は、1度、掲載していますが、継続的
掲載内容を修正・加味していこうと思っていますので、進歩のない面もあると思われますが、ご
赦をお願いします。                                 



 日本全国には、過疎化が進み限界集落(世帯数:100世帯以下 平均年齢:65歳以上)と呼
れる中山間部の集落が数万箇所もあります。兵庫県下でも県中部・西部・北部には、次世代を
担う若者が集落を離れ、生まれ故郷の田畑を継承する後継者がいない地域がたくさんあります。

  ”岩座神(いさりがみ)集落”も、その1つです。この集落は兵庫県多可郡多可町加美地区にあり、
千ケ峰の南麓、杉原川の支流大田川の最上流に位置します。千ケ峰は”仙ケ峰”とも書き、『神お
わす』との山岳信仰により『岩座神山』(いわすわりかみやま)と呼ばれ、後に『いさりがみ』
変化したと言われています。                             

   この集落は千ケ峰を水源とする大田川から稲作に必要な豊富な水を引き込むことができるため、
鎌倉時代から開墾が進み、立派な石垣で守られた棚田が存在します。その美観を保護するため、
”日本の棚田100選”に選ばれ、兵庫県景観形成地区に指定されています。しかしながら、この棚田
 を継承すべき次世代の後継者は都会での働き場を求め村を離れていますので、平均年齢が65歳を超
 える18所帯、35人の村人が、この棚田を守り、出来るだけ多くの人々に、この美しい日本の原風景
親しんでもらい、棚田での農作業を通じて、土の肌触りやお米の収穫の喜びを知ってもらおうと
棚田継承に努力を重ねておられます。                          

 この集落が棚田の継承のため、都会の人々に解放している棚田オーナー制の活動状況を知って頂き
 少しでも岩座神集落の助けになればと願っています。この活動は、田植え、夏場の草刈り、案山子の
設置、稲刈りと年末の餅つきから成り立っています。                    



未だに茅葺屋根の家が数軒残っています。


e0360431_19200950.jpg



e0360431_15141662.jpg



田植えは、街の人々が30世帯ほど集まり、棚田のオーナーとして、行われます。


e0360431_19194532.jpg


村の人々の指導により、苗が水田に運ばれます。


e0360431_19192609.jpg



e0360431_19190736.jpg



いよいよ、手植えによる田植えが始まります。この土の感触を覚えて、
秋には、太陽と土からの恵みを収穫します。          


e0360431_19183789.jpg



e0360431_19182134.jpg



子供達も土の感触を確かめながら、田植えの手伝いをしています。


e0360431_14323720.jpg



e0360431_14322100.jpg



e0360431_14321225.jpg



田植えもお昼までに終了して、綺麗に苗が植えられた
水田の棚田が広がっています。          



e0360431_19174924.jpg



e0360431_14320369.jpg


村のすぐ近くにある神社の木陰で、お昼ご飯を頂きました。


e0360431_19173385.jpg



e0360431_15140418.jpg



e0360431_15135416.jpg



e0360431_14315371.jpg


誰にも忘れられない故郷がある・・・・・。









[PR]
by Photo-Lover777 | 2017-06-27 12:00 | 岩座神(いさりがみ)集落 | Comments(5)
兵庫県多可郡多可町の中山間部に岩座神(いさりがみ)集落という、美しい棚田を持つ村が
あります。18所帯で35人、平均年齢65歳以上で、所謂、廃村に近づいている限界集落です。
しかし、この村の人々は前向きで、鎌倉時代から開墾された岩組の棚田を後世に継承する
ために、町の人たちに、この棚田の1部を貸し出す”棚田オーナー制”という仕組みを考えて、
米作りを通じて、水や土や陽光など自然に触れる大切さを体感してもらい、延いては、この
棚田の継承に結び付けて行こうと努力されています。



今年も、約30家族が、この棚田の田植え祭に参加して、皐月晴れの下、田植えを楽しんでお
られました。




つつじが咲き、棚田の田植えが進んでいました。空は皐月晴れです。


e0360431_09131718.jpg




この岩組の棚田が独特です。


e0360431_09130426.jpg




e0360431_09125006.jpg




e0360431_09124054.jpg




e0360431_09122351.jpg



村の人たちから説明があってから、田植えが開始されました。


e0360431_09121062.jpg



e0360431_09114876.jpg


奈良の方からも大勢の撮影隊が来ていました。棚田継承の広報活動の
一環として写真撮影は許可されています。


e0360431_09111792.jpg



e0360431_09104205.jpg



12時に田植えは終了しましたので、古びた神社の前で、おにぎりを食べました。

e0360431_09100519.jpg



今晩は、この童謡歌でお休みください。









[PR]
by Photo-Lover777 | 2017-05-17 09:28 | 岩座神(いさりがみ)集落 | Comments(10)