岩座神(いさりがみ)集落の棚田継承(田植え編:2017年)
2017年 05月 17日
兵庫県多可郡多可町の中山間部に岩座神(いさりがみ)集落という、美しい棚田を持つ村が
あります。18所帯で35人、平均年齢65歳以上で、所謂、廃村に近づいている限界集落です。
しかし、この村の人々は前向きで、鎌倉時代から開墾された岩組の棚田を後世に継承する
ために、町の人たちに、この棚田の1部を貸し出す”棚田オーナー制”という仕組みを考えて、
米作りを通じて、水や土や陽光など自然に触れる大切さを体感してもらい、延いては、この
棚田の継承に結び付けて行こうと努力されています。
今年も、約30家族が、この棚田の田植え祭に参加して、皐月晴れの下、田植えを楽しんでお
られました。
つつじが咲き、棚田の田植えが進んでいました。空は皐月晴れです。
奈良の方からも大勢の撮影隊が来ていました。棚田継承の広報活動の
一環として写真撮影は許可されています。
12時に田植えは終了しましたので、古びた神社の前で、おにぎりを食べました。
by Photo-Lover777
| 2017-05-17 09:28
| 岩座神(いさりがみ)集落