都会の幻想(その2)

写真心をもっと見開いて、自分らしい視点から現実世界を切り撮るといっても、
そんなに簡単なことではないと思う。常に意識をそういう状態に維持することさえ
難しい。

しかし、先人のユニークな視点からの構図やどの瞬間を決定的瞬間と捉えるべきなのか、
学ぶことはできるし、そのモノマネからスタートできる場合もあると思う。常に意識は
高く持たないと進歩はしない。現役時代の仕事も同じだったはずだ・・・。      




東京のBunkamura ザ・ミュージアムで見た”Saul Leiter”の写真のユニークな視点を
ご覧ください。


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それに比べ、自分の写真は、歩行者の通りすがりを撮っているだけだ。

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出るのは溜息ばかりだ・・・・・・。






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Commented by BBpinevalley at 2017-06-11 19:30
Saul Leiterの写真は絵画的で、かなりスタイライズされたものですから、PhotoLoverさんのジャーナリスティックなショットとは性格が違うものだと思います。
歩いている人たちそれぞれに動きや表情があって、とても素晴らしいと思います!
Commented by tabi-to-ryokou at 2017-06-11 20:11
こんばんは
photo-loverさんの写真、どれも素晴らしいです。
独特の雰囲気があります。
実は、私も密かに真似してみようかと思ってます。
Commented by Photo-Lover777 at 2017-06-11 21:12
> BBpinevalleyさん
 東京で、この写真家の写真展を見て感動し写真集を買いました。その中には、彼が一生書き続けた絵画も収集されていました。本業は画家と自負していたようです。それで写真の構図がユニークなのです。写真は1930年代からライカが手持ちカメラを販売し隆盛期を迎え、フランスのカルテイエ=ブレッソンやアメリカのマグナムに所属した戦争写真家のロバート・キャパなどが排出し、同じ時期に日本では木村伊兵衛や土門拳らが活躍しました。彼らの信念は、”写真は真実を捉え、それを広く世界に届ける”というものでした。しかし、写真もどんどん分野が広がり、本当の報道カメラマンでない限り、命を賭けた写真など望むべくもなく、本当のファッション写真家でない限り、コマーシャル写真のような華やかな写真も撮れません。アマチュア写真家が目指せるのは、自然風景や野鳥・動物写真や外国の街角のスナップなどで、その写真は、先人が求めた”人間の真実”を写し撮ることとはほど遠いものです。それで、この分野の写真は、芸術性に傾斜していきます。このソール・ライターも元々、画家志望で、ブレッソンの写真を見て、写真の芸術性志向を見抜き、副業でカメラを生業にしました。それで、作品が絵画的なのです。
今は、PhotoshopなどPC処理が当たり前になった時代ですから、一層、作品の表現結果が絵画的になっています。アメリカ映画がCG化され、アバターのような傑作が生まれたのが典型的な事例です。ですから、平和な時代の写真は芸術的な方向に傾斜せざるの得ないのです。それで、ソール・ライターや日本の植田正治が見直されているのです。私は、カメラを初めて以来、この”芸術性を求める”のが嫌で、日本の田舎の原風景などを探し、人間の生き様や生活模様を写真に収めることを求めましたが、今もって実現していません。それで、この写真の芸術性も認め、表現自体にも価値があると考え直さざるを得ないというのが現在の心境です。くどくど、色々書きましたが、写真に一生懸命に取り組んでいる人たちは、このような思いや疑問を必ず抱いてきたはずです。
Commented by Photo-Lover777 at 2017-06-12 06:09
> tabi-to-ryokouさん
おはようございます。貴方は、まだ現役で、写真の方も、ご自分の方向性を持って取り組んでおられるから・・・。何か、方向転換する時は大変ですが・・・・。もし、街角スナップに関心が傾きかけているなら、Bunkamura ザ・ミュージアム ソール・ライター展をご覧ください。目から鱗が落ちると思います。
Commented by voyagers-x at 2017-06-12 10:45
おはようございます!!
スナップはいつもカメラを持って用意をして、あ、このシーンを撮りたいなと思った時に撮影するもので、それが全て自分が思う理想のイメージに仕上がる事はほとんどないという難しさがありますね。歩いてる人を撮ると、多分歩いてる姿がメインで、その中にかすかに何か表情をプラスして持ってる方が時々います。
もしも何か特別な物語を求めるとしたら、一人座ってる人や考え事をしてる人の方が何かイメージの膨らむ写真になりやすいのかも。^_^;

Commented by Photo-Lover777 at 2017-06-12 18:29
> voyagers-xさん
 都会で通常、大方の人たちが働いている時間帯に、通りのベンチで腰をかけたり、居眠りしている人たちは何か事情があって、社会からスピンアウトされた様子で、それが人生を表しているのかもしれませんが、写真に撮るのは難しいです。そうした写真を見たいと思う人も少ないと思います。大阪の高名なアマチュア写真家で西成の日雇い労働者と懇意になって、すごい至近距離からその人たちの姿や表情をリアルに撮っていますが、その写真はぎょっとするほど迫力がありますが、その人たちを晒し者にしているような感じもあります。これが、インドやバングラデイッシュならそうは思わないのですが、同胞の日本人となると写真を撮る前に、何故助けてやらないの?写真を撮り方が先なの?と非難の声が聞こえてきます。プロの写真家もインドやアフリカで貧困と飢餓に苦しむ人々を撮影して、写真集を出したりしていますが、その事実を伝え、そうした社会を変える一助にしたいという信念があるのでしょうね。
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by Photo-Lover777 | 2017-06-11 16:40 | 神戸の旧居留地 | Comments(6)

何を撮れば、良いのか、迷いながら、写真を・・・・・


by photo-lover777